◎風の便り花便り

12月30日
 師走の風が冷たく吹いて、暖冬から一転して寒い日となっております。
北の国では白い雪景色、いよいよ真冬の季節ですね。
 明日の大晦日を前に皆さまも大掃除や帰省にとお忙しいことでしょう。
弊社も28日に仕事仕舞いのはずがなかなかそうもいかないものです。
結局は誰からともなく自発的に29日まで出勤するという声に、
皆が出勤して大掃除や残務整理にと最後まで頑張って働きました。
 これが零細業者の良いところ? でしょうか・・・。

今年もささやかな弊社Webサイトをご覧くださいましてどうもありがとうございました。
 弊社は、いわゆる名も無きほんの小さな小さな会社です。
世間ではよく名も無き花とか、無名の作家などという表現をします。
けれど、植物学者の牧野富太郎博士は「この世に名もない花があったらそれは一大発見」と、
おっしゃられました。
 そう、どんなに小さな花でもどんなに小さい会社でも、そこにはみんな名前がつけれているのですね。
 けれど小さい会社は世間の人々に知ってもらうための宣伝費をつぎ込む余裕はありません。
それを少しでも可能にしてくれたのがインターネットのWebサイト。
全くの見ず知らずのお客様がサイトを見たからとご連絡を下さったり、
「購入しようと思ったけれど、どんな会社かわからなくて不安でしたがサイトを見て安心しました。」
などとおっしゃって下さるとWebサイトの力の偉大さを実感します。

来年も、このコーナーでは日頃心に感じることを書いていこうと思います。
それは・・・
 少しでも弊社の家作りの姿勢を理解していただけるように。
 不動産業者も普通の人間だということを知ってほしいから。
 そして、少しでもホッとする話題が提供できれば。
そんな思いで続けていきます。

 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


12月23日
 今年も余すところあと8日、土曜日の今日はいつもよりもいちだんと車の往来が激しく、
街中は大勢のお買い物客で賑わっているのでは?と感じています。
街路樹の黄色かったイチョウの木々の葉もだいぶ落ちて、
師走の寒々とした風景になりつつあります。
 お子様のいるご家庭ではクリスマスの準備など楽しい行事に胸を踊らせていることでしょう。
また学校にいっている方々は2学期の通信簿という摩訶恐ろしい物に
びくびくしているかもしれませんね。
 私などは机の上にたまっているやりかけの書類の山を見つめては、
年内に仕事が処理できるかしらと焦っております。
 
 年末の慌ただしさは毎年ながら今年の一年間の反省を込めて、
来年こそはゆとりを持って仕事に望もうと思うのですが、
この「来年こそ」がもう・・・うん十年と続いております。
人間と言うものは自分の欠点はわかっていてもなかなか治せないものですね。
 来るべき来年こそ年末にはのんびりと年を越したいと思うのですが・・・。
皆様方はどんな年末をお過ごしでしょうか?
どうぞ風邪をおひきになりませんように。

12月16日
 暖かいですね。
とても間もなく師走とは思えない日が続いています。
東八道路の楓やケヤキもいまだに葉をつけています。
 それでも世間では今は忘年会シーズン。
府中や国分寺の駅前は夜ともなるとそれらしき人々で賑わっています。
 さて私もご近所の仲良し仲間と毎年ささやかな忘年会を行っています。
みんな日頃は仕事と家事で忙しい中高年同士、なかなかそろって会うこともありません。
せめて一年に一回くらいということで、近くのファミレスに集合します。
 何といっても私達の忘年会は安上がりです。酒無し、カラオケ無し。
自分が食べた分だけ支払うのですから千円そこそこという安さ。
それで日頃の悩みや不満らをぶちまけて、時に大笑いをして、
スカッとするというおまけつき。
 大人になると職場や学校、趣味のサークルと忘年会も多々あるでしょうが、
単なる仲良しの忘年会もなかなか良いものです。
 ただひとつ気をつけることは他人の悪口を言わない事。
大人らしい付き合いをするには大人としての自覚も必要で、、、。
今年も楽しく、にぎやかに笑い、話しそして「私達って幸せよね、
こうして話せる仲間がいるのですもの」と確認して散会。
 見上げる夜空にかすかにオリオン座が光っていました。


12月10日
 日毎に寒さがつのり、今年も残すところ後20日となりました。
木々の落葉で寂しい風景となる季節ですが、ここ数年は街や家々のイルミネーションが
美しい彩りを見せてくれています。
 豊かな暮らしになったのねと戦後から延々と続いた耐乏生活の経験者には、
まさに夢のような、絵本の世界のような光の饗宴にうっとりと見とれています。
 そんな季節に友人に誘われて、国立のイタリアンレストランで行われた
クリスマスのミニコンサートに行って来ました。
バイオリン、ビオラ、チェロ、そしてオーボエの4人が奏でるクラッシック音楽や
クリスマスソングにまたまたうっとりと聴きほれて、なんと楽しいひととき!
 若い頃はかなりの高額のチケットでも奮発して聴きに行った音楽会も、
大人になるとついつい一緒に行く友人が身近にいないとか、
「まー今度」と言っているうちに歳月は過ぎて行き、、、。
 日本ではよほどの音楽好きの大人でもないかぎり、中高年になると
音楽会には縁遠くなるようです。
暮らしに、時間的にほんの少しでもゆとりが持てる中高年こそ、
そういう世界に足を延ばしたいなと思うのですが。
 そして願わくば演奏時間の開始を夜の7時過ぎにも作って欲しいなと思うのです。
仕事を持つ身には昼間や夕方の演奏会に行くのはかなり厳しい。
 ヨーロッパの映画にでてくるようなドレスアップしたカップルが
夜の街を演奏会へと胸を弾ませて行くようなそんな時間帯があればとね。

 演奏されたサンサーンスの「白鳥」や「星に願いを」などの旋律がいつまでも耳に残ってとっても幸せ。
悪性のインフルエンザが流行っているようです。
風邪をひかないように、年の瀬を乗り切りましょうね。


12月3日
 青黒く澄み切った12月の夜空に月がこうこうと光っています。
吹く風も肌にしみいるような冷たさとなり、冬が来たのだと実感する日々となりました。
この頃になると新聞にはスーパーの折り込み広告が一段と増えて、まさにどさっと入ってきます。
 それらの中にはアイスランド産のししゃも、ノルウエー産のさば、インドネシア産のえびと
まさに世界中から輸入された食品であふれています。
魚もこんなに輸入されているのだと驚きます。

 さて「さかな君」ってご存じですか?
 12チャンネルの「テレビチャンピオン」をご覧の方なら「あーあの青年!」と、
きっと思い出すでしょう。魚の知識コンテストで抜群の知識を披露して優勝した青年です。
 この愛称「さかな君」は知識もさることながら、魚への情熱が生半可ではないのです。
まさにもう魚のことなら何でも知りたいという好奇心と魚への愛情に満ち満ちているのです。
 彼が描く魚の絵はいかにも動きださんばかりに生き生きとしているし、
それらの魚について語る時、彼の丸い目は嬉しさで、もうまさに弾けそうなほど。
そんな彼にすっかり一目ぼれして「さかな君」のファンになりました。
 年齢も本名も解らない30代前後と思われる「さかな君」がこの度、
海洋大学の客員教授になったという新聞記事を読み、私は嬉しくて思わずワ−オーと叫んでしまいました。
 好きな事が認められて、客員教授となってその知識や愛情が若い学生に披露されるとしたら、
「さかな君」にとってこんなに嬉しいことはないでしょう。
 かれの経歴も何も知らないので、もしかしたら彼はきちんと魚類の学位を取った人なのか、
それとも異例の抜てきなのかは解りませんが、、、。

 今、世間ではいかに就職力をつけるかが話題になり、本当に勉強したいことや、
知りたい事が後回しになる傾向があるようですね。
そんな風潮に好きな事を一生懸命に努力すれば、認めてもらえる場合もあるよと
「さかな君」は教えてくれたような気がするのです。
 良かったね、「さかな君」。できればあなたの授業を聴講したいくらい嬉しいですよ。


11月26日
 日一日がまたたくまに過ぎてゆき、商店街やデパートはクリスマスの飾りやお歳暮の
売り出しで活気づいています。
夕方になると東京のはずれの府中市でも駅の近くのケヤキ並木を中心に
電飾で彩られるようになりました。
 都心のような豪華さとはいきませんが、それでも街を歩く人の目には
「あーもうすぐ今年も終わりになる」という年の瀬が近づいて来る気分を与えてくれています。
 府中で生まれ育った私には府中は都心に比べて何もかもが田舎、
本当に不便な所だとずっと思ってきました。
 ところが地方に住んでいる人の田舎というイメージは、
鉄道の駅迄の交通手段はマイカーのみでバスも走っていないとか、
およそデパートなどという大きなお店がないとか、夜の8時すぎたら真っ暗で外を歩く人などは
誰もいないというのが田舎だというそうです。
 なるほど、人は自分の尺度で物事の標準を考えがちですが、人には住んで居る環境や
受けた教育などもろもろが合わさってイメージが出来上がるのだと認識しました。
 
 私の心のなかではお歳暮は年の暮れなのだから12月に入ってからという認識があるのですが、
最近の世相はデパートの宣伝合戦もあってか11月も中旬になると始まっています。
 頂き物も早々と届くようになり、これは私の認識などとこだわっていてはいけないのだと思い、
あわててデパートに行きました。
なんだかとってもせっかちに生きているようで、すこ〜し気がひけたのですが、、、。


11月19日
 冷たい雨がやつでの白い花を濡らしています。
11月も終わり近くになり日毎に寒さがつのってきました。
気温の低下と共に慢性的鼻水状態になる私は冬が苦手です。
 けれどひとつだけ冬はいいなと思う事があります。
それは冬の夜にコトコトとガス台にお鍋をかけてのながら仕事ができること。
おでんやカレー、シチューと煮込むほどに美味しい料理のつくりおきができるのは、
仕事を持つ主婦にはとても有り難い。
 一時間が二時間にも使えるようで気分的にもゆとりが持てます。
洗濯物をたたみ、アイロンをかけ、タンスの中の衣類をかたづけながら時々お鍋をのぞきに行く。
だんだんと美味しくなっていく過程が楽しめて、「うーん料理をしている」という満足感も味わえます。
 そして年齢と共にこのながら家事もながら読書やながらテレビの時間へと変化してゆき
「年をとるのも良い事だ」と静かなゆとりがとても有り難く感じてくるのです。
 子育て中は「ちょっと待ってね」が口癖のごとくに仕事と家事に追い掛けられて、
十分な時間を割いてあげられなかった後悔がありました。
 きっと今も多くの働くお母さん達は「ちょっと待ってね」と言いながら、
毎日を必死に動いていることでしょう。
 
 少子化を憂いたり嘆く声が世間にはあふれています。
でも本当の理由のひとつには働きながらの子育ての負担が母親に集中して、
あまりにも大変と言う理由もあるのではと思うのです。
 そんな事を考えながら今日はベーコンスープでも煮ながら、
買いためておいた推理小説を読もうと楽しみにしています。


11月12日
 ひと雨毎に秋も深まり、道端に群れ咲く小菊の花がはかなげに美しく感じられます。
夏が去り秋が来たと思えば、もう世間ではクリスマスケーキの予約、お歳暮の案内、
そしておせち料理の予約と毎日の新聞広告は早く早くとせきたてるように次から次へと
ご案内が続いています。
 やっと涼しい秋が来たのにね。やっと暑さから解放されてホッとしながら本でも読もうと
思っていたのにねと・・・世の流れの早さにぼんやりとした頭でうらめしく思っていました。
 でもこの秋、素晴らしいテレビドラマに出会えたのです。
ご覧になりましたでしょうか?
 フジテレビの木曜日午後10時からの「僕の歩く道」。
自閉症の青年と彼をとりまく周囲の人々が、自閉症への理解を試行錯誤しながらも
一歩ずつ理解しようとしていくドラマです。
 地味なテーマですがドラマを演じる俳優さん達の落ち着いた演技が、見る側の心に伝わってくるのです。
 心の病気は外観からでは理解できない部分があるので、家族や周囲の人々は大変だと思います。
 私も40数年前に自律神経失調症という病気で苦しんだ経験があります。
今でこそ誰でも知っている病気ですが40数年前はお医者さんさえ知らない人がいて、
怠け病だなどと陰口を言われて辛い思いを致しました。
 人は自分が知らない事は概して冷たい反応をするものです。
このドラマの良い所は何とかして知ろうとする人々が存在するということ。

 物静かな気配の秋にじっくりと見て欲しいなと思っています。
ここのところ体調不良で仕事も休みがちな私でしたが、周囲の人々の暖かい理解で
体調も良くなりそうです。まわりに理解しようとしてくれる人々がいることはとても幸せなことだと、
きっとわかっていただけるドラマですよ。

 市内のイチョウ並木もそろそろ黄色く色づく頃でしょう。


11月5日
 鉢植えの千両の実がうっすらと赤みを帯びてきて、やがて訪ずれる冬を感じます。
一昔前までは冬が近づくと駅のベンチなどで、編み物をする女性の姿をよく見かけました。
 既製品の豊富な現代はその必要もなくなったのか、そんな姿を見かけなくなりました。
ところが最近、都心ではニットカフエが若い女性の間で流行っているという記事を目にしました。
 お互いに毛糸を持ち込んで飲み物を頼むとあとは編んだり、おしゃべりしたり。
見ず知らずの人でも編み物を通して教えられたり、教えたりと仲良くすごしているとか。
 編み物はとっても不思議な世界です。
不器用な私でも一目ずつ編んでいくと、いずれは形となり着たり、かぶったり、
首に巻いたりと実用品に変身。しかも世界にたったひとつの物。
 編んでいると夢中になって、心のもやもやも雑音も消えてしまう
まったくもってストレス解消には最適なのです。
 今、都会では一人暮らしの人が増えています。誰かとささやかな心の交流をとる事も
煩わしいという風潮もあるようです。
 けれど、人は時には人としてのコミュニケーションもほしい時があるのかもしれませんね。
そんな時に、編み物をしながらほっとするひとときを過ごせる空間があれば
どんなにか心安らぐことでしょう。
 
 今年の冬はお手製のマフラーや帽子を身につけた女性に出会えそう。
但し、男性諸氏に贈り物にするのはちょっと考えた方が良さそうですよ。
男性諸氏が一番困るのは「心をこめて編みました。」と渡されるセーターだとか。
 着るには不格好、でも着ないと贈ってくれた人には悪いしと悩む由。
もっとも30年も前に聞いた話ですから、最近の男性諸氏はたとえ不格好でもかっこよく
着こなしてしまうセンスがおありでしょうが・・・。

10月29日
 北の地方では紅葉が始まったとのテレビのニュースですが、
東京ではまだまだイチョウ並木は緑色の葉が繁っています。
 今年の秋は美術展がかなり充実しているようで、
美術好きにはなんとも魅力的な企画がめじろ押しです。
 エルミタージュ美術展も見たいし、仏像展もまた圧巻のようですしと
行きたい所はいろいろあれど、そう自由な時間は無い。
 それではと、どうしても見逃してはならじと行ってきたのが
出光美術館で開催されている国宝の「伴大納言絵巻」展。
 日本史の教科書でご覧になられた方も多いでしょう?
応天門の変を描いた絵巻物です。
 その変の真実はいかにと学者の間でも今だに議論されている問題はさておいて、
私はこの作品の表情の自由さに驚きました。
 伸びやかな線、描かれている人物の表情の豊かさと言い、
とても今から800年前の作品とは思えない。
 そしてこれらのタッチはあの有名な「鳥獣戯画」となんと似ていることでしょう。
日本人のユーモアのセンスは古来からあったのでは思ってしまう。
 以後の時代の重厚、華麗な絵画とは違う庶民的なというか漫画的なというか
そういう表現が、見ている人に自由な想像を楽しませてくれます。
 秋の一日、もし少しの時間がとれるなら一見の価値は十分にあるお薦めです。


10月22日
 秋の日のヴィオロンのためいきのひたぶるにうら悲し

 なんていう詩の一節が思い浮かんでくるような、秋の気配が漂って来る季節になりました。
 秋の詩には涙という言葉がよく使われるようですが、涙は心のビタミン剤と言われて
人の精神状態を保つには必要だそうですね。
 ところが私は涙がめったに出ない。もらい泣きなんてまずしない。
まあー可愛くない人種なのです。
 その私が泣いて泣いて目が腫れる程に泣いてきました。映画を見てね。
「涙そうそう」です。
同名の歌もいいですね。心の琴線にふれてきます。
でもね映画もとっても良かったのです。
こんなに他人に無償の自己犠牲ができるのかって、人はこんなに他人を大切にできるのかって思うくらいに。
 あーもうダメです。思い出すだけで涙がにじんできます。
心に潤いや優しさがほしい方は是非ご覧になって下さい。
寂しさや虚しさで辛い方も見て下さい。
 きっとたくさん泣いて、そして思うでしょう、「なんくるないさー」って言える時まで頑張ろうって。
♪ 古いアルバム広げ ありがとうって つぶやいた  ♪
 この映画に誘ってくれた素敵な友人に感謝しました。 「ありがとう」って。


10月15日
 朝晩の気温がぐっと低くなり、すすきの穂が揺れ始めてきました。
北側の窓から入る風がひんやりと冷たい感じです。
こうなるとお散歩にはまさに最適の季節、仕事が終わった午後7時頃からが私のお散歩タイム。
 これも年をとったから出来るゆとりの時間と感謝しつつ、
国分寺街道を北にまっすぐ国分寺駅までの往復約1時間がほぼお決まりのコース。
 国分寺街道は歩道が狭いので危ないのですが、脇道はもうこの季節はかなり暗くて危険。
府中市は外灯が多くて明るいけれど、国分寺市に入ると外灯も少ないのでやむを得ず、
狭い歩道の国分寺街道を歩きます。

 そのお散歩にひとつ楽しみが増えました。
駅の広場で時々行われている路上ライブです。
 どちらかというとあまり素人目にもお上手とは言えないグループが多くて、
通り過ぎるのが常でしたが先日、軽やかなバンジョーの音に思わず足を止めました。
 演奏しているのは20代後半から30代前半とおぼしき3人のこれがなんとも清々しい好青年達。
 楽器はギター、大きなコントラバス、そしてバンジョーという異色の組み合わせ。
曲目は1980年代の曲ですとリーダー役のギターを弾いているいる青年の解説つき。
 人の輪が幾重にも重なって、時に手拍子もはいりなんと楽しいこと。
演奏者の前に置かれた小さなカゴに思い思いのお金が入れられて、
こういう光景ってなんだかわくわくしてくるでしょう。
 
 コンサートに行きたいけれどそこまでの時間のやりくりが出来ない私は
もう十分に楽しいひとときを味わいました。
 次回の出会いを楽しみにお散歩タイムの回数が増えそうです。


10月8日
 台風の余波の風が強く吹き、街路樹のユリの木が激しくゆれています。
秋の空はどこまでも青く、まさに天高くと言う言葉とおりに輝やくように真っ青。
 秋は各種のカルチャーセンターの募集チラシが新聞に入る頃でもあります。
日本テレビの「Shall we danse」という番組を見た事がありますか?
もう随分と長く放送されていますからきっと一度はご覧になられたかもしれませんね。
 ダンスは初めてのタレントさん達が必死にお稽古をしてダンス大会に出場する番組です。
 初めは歩くこともままならない程にぎこちない動作のタレントさん達が、
笑顔で踊れるようになるまでの努力の過程に心うたれるのですが、
私は彼等、彼女等を指導しているダンスの先生方の指導法に感心しています。
 勿論、主役はタレントさん達ですから指導している先生方の姿はあまり放映されません。
たまに映る映像から察するに、先生方は多忙なタレントさん達のそれぞれの個性を
とても上手に引き出しているのです。
 褒めて、励まして、慰めてととにかく優しい。人のプライドを傷つけないその態度に
何だか教育の原点を見る思いがします。

 折しも今、学校教育の見直しが盛んに議論されています。
ゆとり教育の反省から今度はきっちりとした教育へと政治家や評論家の方々の意見も多彩。
 でもねと思ってしまうのです。学校の先生の指導力の試験って無いわねって。
一度、先生になれば定年まで先生でいられる。どんなにつまらい授業をしようが、
教室内の問題を無視しようが、、、。

 「Shall we learn 」 と魅力的な授業をしてくれる先生がいたらどんなに学校が楽しい事でしょう !


10月1日
 君待つと我が恋ひ居れば我がやどの簾動かし秋の風吹く 額田王

 万葉の女流歌人、額田王の歌は素直で雄大な歌が多いが、この歌も何ともわかりやすい。
簾を動かして秋の風が入ってくる心地よさがよくわかります。

 季節は秋になり、風が北の窓から入ってきて、夜になると薄がけでは肌寒く感じてきます。
日暮れの時間も早くなり、真夏の暑さが遠ざかって秋本番を実感する頃ですね。

 さてこのHPのスタッフ紹介欄でお馴染みになりましたヤギちゃん達、
次々と子供が生まれて、とても当社の資材置場の脇では飼えないほどに増えてしまいました。
 そこでどこか可愛がってくれる所がないかなあーとネットの検索欄をクリックする事何十ケ所。
もうダメかしらと思っていたらついに見つかりました。
 栃木県の那須塩原のヤギ牧場で快よく引き取って下さるとのこと。
9月27日、小雨まじりの涼しい日に十数頭のヤギちゃんの内でも
ひときわ元気な8頭のヤギちゃん達が緑いっぱいの那須高原に養女に行きました。
大きくなってミルクがでたら、そのミルクでチーズやヨーグルトを作るそうです。

 みんなちょっと寂しくて、でも「環境が良くて人の良さそうなご一家に引き取られたのだから
ヤギちゃんもきっと幸せよね」などと慰めあっております。
 動物はとっても可愛いけれど、ただ可愛いだけでは育てられないのですね。
特に犬や猫と違ってヤギちゃんは広い場所と美味しい草がないとなかなか数多く育てることは難しい。
 資材置場では残ったやや年齢の高いヤギちゃん達が、みんなどこに行ったのだろうと寂しがっているかな?
 でも一番寂しい思いをしているのは弊社の社長みたいです。
炎天下の多摩川の河原にまで行って、汗だくになって美味しい草を狩ってきては食べさせていたのですから。

 残業で遅くお帰りの方もちょっと立ち止まって、秋の夜風を身に受けてみて下さいね。
季節が巡りゆくひとときって良いものです。

9月24日
 台風14号が去り、東京地方は真っ青な空が広がってキンモクセイの香り漂う秋になりました。
秋は収穫の季節と喜びたいところですが、各地のぶどうや梨畑では台風の強風にあおられて、
収穫目前に無惨にも落ちてしまった地域がかなりあるそうです。
 ほんの多少でもなにがしかの作物を育ててみると、それが例え鉢植えのミニトマトであっても
まともに収穫することは大変なのだとよくわかります。
それだけに落下した果物をみる農家の方々の胸中はいかばかりかと思うと胸がいっぱいになってきます。
 先週に終わったテレビドラマ「花嫁は厄年」でも山梨の桃園で働く人達が
台風の強い風から桃を守るためにずぶ濡れになるシーンがありました。
 スーパーの店頭で美しく並んでいる果物や野菜達、その陰には多くの人々のご苦労があると思うと、
あだやおろそかにはできません。
 
 第一次産業で働く人達が元気になれない国は滅びると私は考えています。
国の政策を担う方々はそこをよおーく考えて欲しいなと思いながら、
自民党の総裁選を見ていたのですが、どうも視点は違うようですね。
 秋風がこれ以上の被害を運んで来ませんようにと祈りたい心境です。


9月17日
 先週来、雨模様続きですが、気温がぐっと低くなり秋風が心地良く感じます。
「あー長かった」と夏の暑さが去ったかのようですが、いえいえまた暑い日に戻ったりするでしょう。
 一進一退を繰り返しながらやがて本格的な秋の訪づれになるのでしょうが、日本の秋は素晴らしい。
 萩の花がゆらゆら揺れ、ススキの穂が夕風になびく姿はまさに日本画の世界。
そんな日本の美しく、人情ある佇まいの町に暮らす日常を書く「寺暮らし」という本があります。
 作者は「谷根千」というタウン誌を編集している森まゆみさん。
「谷根千」というタウン誌なら知っているという方もきっといらっしゃるでしょう。
谷中、根津、千駄木から一字づつとって「谷根千」。
 東京は下町の人情あふれると言われる地域です。
さて、そんな地域のお寺の一角にあるマンションで子供3人と暮らす森さんの日常が、
地域の人々との交流や季節の木々・花々との出合いを通して実に楽しく描かれています。
 女手一つで3人の子供を育てながら働くと言う事は、現実にはとても厳しいと思うのですが、
森さんにかかると飲み友達は泊まりに来るし、子供達は自分達で出来る事はささっとこなすし、
家主のお寺の人達は良い人だしと、みんな明るく処理してしまう。
 そう物は考えようひとつと思ってしまうのです。
この頃、何だか体調悪くてとか、あー気が滅入るなんていう人には是非お勧めしたい本です。
 集英社文庫 \552-(本体価格)です。
 かくいう私も「あー今年は良い事無いなあー」と不調気味でした。
家の整理をすれば翌日は仕事にならないほどに疲れが残りちっともはかどらないしなどなどとね。
 でも、「ものは考えよう」と思い直して元気がでましたよ。
りんどうの花でも飾って元気をだすか!! と読後には花屋さんに行きましたから。


9月10日
 東八道路の街路樹帯の周辺には早くも落葉が積もり始めています。
落葉といっても紅葉で落ちるのではなくて「わくらば」です。
東八道路は常緑樹のクスノキや椿と落葉樹のケヤキと梅などが混植されています。
それらの木々のわくらばが、かさかさと初雪が舞い落ちるように風に乗って降り落ちてくるのです。
 「わくらば」は「病葉」と書くのですが、今年の暑い夏に涼しい木陰を作り
歩道を歩く人の日射しをやわらげてくれて、務めを果たしたかのように病んで落ちていく葉を見ると、
丁寧に掃いて「ありがとう」と一声かけたい気持ちになります。
よくぞ毎日、排気ガスに耐えて日陰を作ってくれましたねと。
 
 今から約40年程前に「川は流れる」という歌がヒットしました。
中曽根美樹という若い女性歌手がちょっとかすれた声で
 ♪ わくらばを 今日も浮かべて 街の谷 川は流れる ♪
と切なく歌い、その時初めて「わくらば」という言葉を知りました。
 葉が落ちるのは紅葉とばかり思っていた私は、植物にも病で落ちていく葉があることを知り、
以来落葉にも関心を寄せて見るようになりました。
一枚の葉っぱにも葉っぱの人生があるのだと思って・・・。

 さて、国分寺の万葉植物園ではおみなえしが元気に咲いています。
萩も小さな小さな蕾をつけ始めています。
もう少しの辛抱と言い聞かせて暑さを乗り切りましょうね。


9月3日
 ♪ お芋の 葉っぱに 朝露 おちて ♪
こんな童謡ご存じですか?
今朝、早朝散歩に出かけたら出会えたのです。大きな里芋の葉が繁る畑に。
そして大きな葉っぱにころりんとした朝露がいくつもキラキラと輝いているのです。
 秋ですね。朝のひんやりとした空気に冷たさが伴うと、もう秋だなあーと思います。
日中の焼け付くような暑さも、もう少し我慢すればやがて本格的な秋が来ます。
そう思うと、暑さに疲れた体もそうだもう少しの辛抱だと持ち直してくれそうな気がしてきます。

 さて秋と言えば芸術の秋。
今、東京の近代美術館では倉敷市の大原美術館の収蔵品の展示品が開催されています。
地方には明治、大正の時代の財閥が収集した内外の名品を集めた美術館がいくつもあります。
 地方の人は良いものはみんな東京にあると思っているようですが、
地方にも素晴らしい美術館が数多くあるのですね。
そして地方の人が東京にはなかなか行けないと思っているように、東京に住んでいる人にも、
それらの地方に行きたいと思っても、なかなか行けない事情の人もいるのです。  
 そのような人にとっては各地の美術館の出張展示はとても有り難い。

 そして思うのですね。
明治、大正の時代と言うのは財閥の人達の中には得たお金で内外の名品を購入して、
美術館として公開するというパトロン的な度量のある人達がいたのだと。   
 今の日本では「勝ち組」「負け組」と言う言葉や「格差社会」と言う言葉が
一人歩きしているのではないかしら。
 本当の格差社会で本当の勝ち組の人ならば、得た巨万の富みを才能のある人を育てるために使ったり
パトロン的な役割を担っても良いのではとね、、、。
 そんなことを考えながら、今度のお休みには近代美術館に行って心ゆくまで絵を見てこようと
楽しみにしております。

 もうすぐ花の造形美の極みのような彼岸花が咲く頃です。


8月27日
 久方ぶりに早朝の気温が30度を切り涼しげな今朝、明け方からカラスの鳴き声がやけにうるさい。
涼しいとカラスも元気に鳴きたいのかな? 

 日本テレビの24時間チャリテイー放送のマラソンに出演しているアンガールズの
お二人にはこの涼しさは吉となるでしょうか、、、。
 お笑いブームと言われている昨今ですが、ほかのタレントさん達と比べると、
お笑いの人々はどうもワンランク下に見られているような気がしています。
 若い頃に落語の世界にはまった私としては、いわゆる「お笑い芸人」と称されている
若手の彼等の評価がもっと高くても良いのではと日頃から思っているのです。

 最近の若いお笑い芸人さん達は高学歴の人が多いにもかかわらずそれをひけらかさない。
なかなか謙虚です。クイズ番組に出演するとその才能にびっくりします。
そして鋭い風刺や凝ったコントをするのです。
思わず「これはすごい !」とひいきにしたくなるくらい頭の良さが際立っている人々が大勢います。
 浮き沈みの激しい世界でどうか潰れないで、潰されないでと思わず応援したくなります。
そんな仲間の一員のアンガールズさん。最後まで頑張って走ってくれるでしょうか?
 
 今週末からは9月。晩夏はまだまだ暑い毎日のようです。


8月20日
 八月も後半に入り、残暑は増々と厳しくなってきました。
焼けつくような昼間の照り返しはクラクラとめまいをおこしそうですが、
夕方に流れる雲は少しずつ秋のすじ雲がまざってきました。
 東八道路の騒音もいつものように深夜までにぎやかになり、お盆休みのつかの間の静けさも消えました。
 そんな夜に読む本を探していたら、心にじんわりと、そしてやがてしみじみと
染み入るような素敵な本に出会いました。

 北村 薫さんの「ひとがた流し」朝日新聞社発行です。
今は40代にさしかかった3人の女性の何気ない日常生活が、3人の女性とその子供達、
そして夫や恋人、職場の人達とのかかわりの中で丁寧に描かれているお話です。
 お話ですが、その心情が40代以降の人になら痛いほどに、切ないほどに伝わってくる素敵なお話です。

 人はひとりでは生きられないことを、生きていくには人とのかかわりの中でさりげなく支えられたり、
励ましあったりしていくのだと言うことをしみじみと教えてくれる本です。
 
 暑さに疲れたり、仕事に疲れたりやりきれない時がありますね。
どうぞそのような時に機会がありましたらお読みいただければと思います。
ひんやりと、そよふく秋風が待ち遠しい夜です。


8月13日
 「暑いですね。」口を開くと出るこの言葉、でも本当に暑いのですもの。
そして、この暑さの中を故郷に帰る人々や家族旅行に出かける人々の車の列が
延々と続く季節になりました。
 まさに民族の大移動のような車の渋滞のニュースを見ると、それでもそのように
外出できる人々はそれなりに大変であっても、一種の幸せな大移動なのだと感じています。

 今から約60年前、敗戦の混乱の中を中国や満州から命がけで脱出してきた人々の事を考えると・・・。
そしてその途中で命を落としたり行方不明になってしまった人々の悲しみの魂がいまだ
八月の空に漂っているのではと思いを寄せる季節でもあります。
 若い方々には想像もつかないこれらの出来事を、真剣に考えようとしている学校があり
修学旅行や学習体験に取り入れて南方方面や中国に旅行しているそうです。
また、若い方々が真摯に学び、彼の地の人々と交流しているそうです。

 良かった、やっと日本でも若い方々へ考える機会を与える人々が出て来てと、
ほっとするような、かすかな安堵感を覚えています。
 人は知らない事は知って、そして自分の頭で考えれば良いのです。
知らない事が恥ずかしいのでは無くて、知らない事を知ろうとする努力が無い事の方が恥ずかしいのでは。
 
 八月は多くの人々の心の中に、たくさんの悲しみが去来し、
そしてもう決してそのような悲しみをおこさないようにと考える季節なのではと毎年、
この欄でも戦争の悲劇を書かせていただいております。
 日々の当たり前の幸せが多くの人々にそそがれる毎日でありますように・・・。


7月30日
 今年の夏は晴れても、雨でもとにかく蒸し暑い夏です。
これから八月になると言うのに、もう暑さには疲れたと感じています。
 夏と言えば恐竜展。
子供の時は親につれられて、そして親になってからは子供と一緒に。
上野の国立博物館や今の高島屋のある新宿南口がまだ広場だった頃がおもな開催場所でした。
 恐竜はどうしてこんなにも人の心をとらえるのでしょう。
大人も子供もあの恐そうな顔を見ても恐いとは思わずにワクワクしてしまうのです。
 今年も新聞の広告に大きく掲載されています。
それを見ると、さすがにもう行こうとは思いませんが、子供と一緒に行った時代がとても懐かしく、
そんな思い出があることに感謝してしまいます。
 
 さて、大人だけの夏休みはどうしましょう。
せっかくの休暇を大切に過ごしたいですものね。
ささやかな一人旅もいいし、家でゆっくりと本を読むのも、思いっきりお片付けをするのも、
何にもしないでただただぼんやりするのもいいし・・・。
そしてそんな予定を考えているのがまた楽しくて。

 けれどお休みの無い方や、家族の世話で明け暮れる方もいらっしゃることでしょう。
人には長い人生の中でどうしても休めない時期があるものです。
そんな時は、自分は今、人に必要とされている時期なのだと潔く捉えて、
きっとやって来る休める時期を待つのもまた処世術のひとつかもしれません(年寄りの経験でね。)
みなさま、この暑さに十分にお気をつけて夏を乗り切って下さいね。


7月23日
 7月も残すところ1週間となりましたが、いまだ梅雨が開けず
連日にわたり強い雨が降る日が続いております。
各地の被害も日毎に増して被災地の方々の心配も尽きない事でしょう。
本当に大変な事と心よりお見舞い申し上げます。
 
 さてこのような雨が上がったひとときの桜やケヤキの並木は
たっぷりと水を含んだ葉がこんもりと繁って、その下を歩くとほっとした気持ちになってきます。
国立駅の南口の大学通りはまさにそんな散歩道に格好の場所ですが、
一橋大学を経て国立高校のバス停前に小さな喫茶店があります。
 「ひょうたん島」という名の昔ながらの喫茶店です。
そう昭和30年代から40年代後半にかけて中央線の吉祥寺や新宿にたくさんあった、
あの喫茶店そのままのイメージを想像して下さい。お若い方はレトロなイメージを描いて下さいね。
そこは未だにコーヒーはネルの布を使って丁寧に入れ、
アイスコーヒーの氷は大きな氷をカチカチとその場で割っていれるのです。
女性のオーナーとおぼしき方も物腰が柔らかくそれでいてどこか品性があり言葉使いが美しい。
私はもうそれだけですっかりこのお店が好きになりました。

 その喫茶店で今月末日まで群馬直実さんという画家の個展を展示中です。
個展といっても群馬さんは実際に描いた絵は販売なさらないそうでただ見るだけなのですが、
この絵が心なごむのです。題材は「木の葉、草の葉」のみ。ボタニカルアートのようですが
写実のなかにも作者の気持ちが表れているような雰囲気がただよっている美しい葉っぱ達です。
ちょっとお疲れの方、立ち寄って美味しいコーヒーを飲んで一息いれて、
やさしい葉っぱの絵を見て、少し元気をもらってみるのもよいかもしれませんよ。


7月16日
 東京では局地的な豪雨が短時間に降る日が続いています。
雷が凄まじい音をたてて落ち、その数時間後にはもうそんな雨が降ったことさえなかった
ような暑さだけが残っています。
東京って熱帯地方 ? と思うほどに。
 さてそんな暑い日のある日、仕事で早朝に家を出て早々と用事を済ませ、
冷たいコーヒーでも飲みたいなあと京王線のとある駅の近くのドトールをのぞいたら、
朝8時なのに店内にはかなりのお客様が入っていました。
 もう営業しているんだと驚きつつ席につき、
まずは興味津々に店内を見渡すといろいろな人がいるのですね。
朝8時、私にとってはかなり早朝の仕事でした。
それなのに世間ではこの朝8時にすでに仕事を終えて帰宅前の疲れを癒していると思われる人もいれば、
これから仕事に行く出勤前の人が新聞を読みながらホットドッグをかぶりついているのです。
 東京では田舎と言われる府中でもまさに一日のあらゆる時間が仕事の時間となり、
朝出勤して夜に帰宅するというパターンが一般的ではなくなっていることを知りました。
地方のかなり僻地に住んでいる友人は暗くなると外を歩く人もいないし、
今でもコンビニもなければ外灯もないと言います。
 この格差は多分日本のあらゆる地方に存在していることでしょう。
変化しつつある町の現状を見て、たまには日頃の自分の時間帯とは異なる生活を見るのも
面白いなあと感じた次第です。
 
 梅雨明けは来週になりそうですね。



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1998.3.25 公開


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